ボレーの打ち方とコツ
ソフトテニスのボレーは、相手から打たれたボールを、バウンドなしで直接打ち返すショットです。
状況次第で、フォアハンドとバックハンドで使い分けます。
瞬間的な判断力とすばやい動きがポイントです。
相手の打球の軌道を読んだら、すぐ移動してコンパクトにボレーで返します。
インパクトの時、体の前にラケットの面で壁をつくる感覚で、ボールをさばきます。
フォアハンドのボレー
体の右側で打つボレーです。
スタンダードボレー・ローボレー・ハイボレーの3つの打法があり、打点の高さで打ち分けます。
後衛に向けて打たれたボールを、前衛が走り込んで打つポーチボレーや、インパクトの時に打球の勢いを吸収して、ネット付近に落とすストップボレーがあります。
バックハンドのボレー
体の左側で打つボレーです。
打点の高さによって、スタンダードボレー・ローボレー・ハイボレーの3つの打法があり、ポーチボレーも使用されています。
フォアハンドより技術の難易度は高いです。
スタンダードボレー
腰から頭位の高さで打つ基本のボレーです。
フォアハンドの場合、ラケットの面で壁をつくる感じでボールを引きつけて、インパクトの時にラケットの位置をキープします。
そして打った後もラケットの面をそのまま残すことがポイントです。
フォアハンドよりバックハンドの方が力が弱いため、バックハンドの時は、上体のひねりの力をボールに伝えることが重要になります。
ローボレー
腰から下のボールを打ち返すボレーです。
ひざを曲げて重心を下げ、ボールを下から押し上げるように打ちます。
主に守備の時に使われる打法です。
ハイボレー
頭より高い位置で打つボレーです。
ラケットを高く上げて、腕を伸ばして打つため、難易度は高くなります。
体の前でボールをとらえると、力強い打球になりやすいです。