ソフトテニスで有効な指導のコツ
ソフトテニスに限らず、スポーツを指導することは、簡単なことではありません。
厳しくすれば、練習についてこれなくなるかもしれませんし、逆に甘すぎても上達するのが難しくなります。
スポーツに取り組む動機になるのは、やはり上達したり強くなることです。
そのためには生徒の現在の能力を理解して、適切な目標を設定してあげることが重要になります。
初心者なら初心者ならではの目標が必要ですし、中級者なら中級者ならではの目標が必要です。
あまり目標が高すぎると、生徒にとっては厳しくなり、逆に目標が低すぎても、やりがいの無いことになります。
適切な目標を設定するために、生徒の現地点のスキルを把握することが大事です。
目標を達成できれば、次のステップに向けて、新たな目標を設定しましょう。
段階的に目標を設定することで、上達スピードが高まります。
ソフトテニスを好きになってもらうこと
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、もちろんソフトテニスにも当てはまります。
誰でも好きでやっていることは、一生懸命に努力するため、自然に上達していきます。
そういう環境をつくることが、指導者の役割といえるでしょう。
楽しくなければ、やはり続けるのが難しくなります。
生徒が興味をもって取り組むように、例えばボールをたくさん打たせたり、楽しい練習メニューを行うことが大切です。
徐々に、レベルが高いことを練習に取り入れて、最終的に試合に勝てるように指導します。
そのように段階的に新しい練習を取り入れて、工夫するためには、ソフトテニスという競技を指導者が理解することが必要です。